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2020.8.3[チーム]

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[WE ARE GAMBA OSAKA 2020]FW9 アデミウソン

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  • 16年のルヴァンカップ決勝でゴールを決めたが、あと一歩が届かなかった
  • 18年のJ1リーグ21節・FC東京戦では、最後のワンプレーで決勝ゴールを叩き込んだ
  • 19年のJ1リーグ28節・札幌戦で70分にゴール
  • 5年目のシーズンを迎え「ガンバを『勝つ集団』にする責任がある」と語る
様々なシーンを通して、ガンバ大阪との『絆』を紹介する『WE ARE GAMBA OSAKA』。今シーズンは、それぞれの人生で印象に残る試合や出来事、出会い、を通してその胸に根づく、ガンバ愛を浮き彫りにする。

16年2月14日。パナソニックスタジアム吹田の“こけら落とし”となった名古屋グランパス戦で初めて、ガンバ大阪のユニフォームに袖を通しピッチに立った。その瞬間から「このクラブの一員として戦うことに幸せと誇りを感じていた」と話す。以来、数々のしびれる試合を戦ってきた中で忘れられないのは18年のJ1リーグ21節・FC東京戦だ。試合終盤に失点し、同点に追いつかれたガンバは4分のアディショナルタイム、最後のワンプレーで、アデミウソンが決勝ゴールを叩き込み9試合ぶりの白星を掴み取る。チームも、彼自身も苦しいシーズンを過ごしてきたからこそ、その喜びは大きかった。
「17年の終盤から僕はケガに苦しみ18年もリハビリからのスタートになりました。チームも思うように勝てず、レヴィ(クルピ前監督)が交代となり、7月に宮本(恒靖)監督が就任してからもなかなか波に乗れない状況が続きました。そうした中で東京戦を迎え、僕も先発のピッチに立ちましたが正直、100%とは言い難い状況だったと記憶しています。ですが、あれだけ勝てない状況が続いていてもスタジアムに足を運んで声援を送ってくれていたサポーターの皆さんの気持ちに何としてでも応えたい、応えなければいけないと思っていました。そんな選手全員の思いが最後の最後でゴールに繋がったんだと思います。スタジアムが一つになったあの雰囲気が今も忘れられません。ガンバにとっても僕にとっても大事な、大きな一勝になりました」
 試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、空に向かって両手を広げて余韻を噛み締めた。スタジアムに響き渡る、耳をつんざくような大歓声が心地よかった。
実は、アデミウソンは「どのゴールに決めても嬉しい」としながらも「パナスタで、ガンバサポーターが裏に陣取るゴールに向かって攻撃するのが好きだ」と話す。思えば前述の東京戦もホームサポーターの目の前でゴールネットを揺らしたが、視界の先に待つ『12番目の選手』に引き寄せられるようにギアが入るのだと言う。そして、もう一つ。彼には大好きなパナスタの風景がある。
「これまでもいろんなチームのブラジル選手に『パナスタは日本一のサッカースタジアムだ。こんな環境でプレーできて幸せだな』と言われてきました。僕自身もそれは感じています。パナスタはスタンドとの距離も近く、アップ中から彼らの声をとても近くに感じることができますし、それは僕たちの力になり、相手の脅威になっています。ファン・サポーターの皆さんがいてこそのガンバだということは、今シーズン、無観客で試合を戦ったことでより強く感じました。僕はそんなパナスタでプレーすること、ゴールしてみんなで喜ぶことはもちろん、勝利後のスタンドの光景がとても好きです。応援への感謝の気持ちを伝えるために場内を一周しながらスタンドを見上げると、そこにはファン、サポーターの皆さんのたくさんの笑顔があります。それを見ると改めて自分たちがやり遂げたことへの実感が持てますし、そんな皆さんの幸せそうな表情からまた新たなエネルギーを受け取って、次の戦いに勇気を持って向かうことができます」
 今年で在籍5年目を迎えた。その過程において彼にとってのガンバは「愛してやまないクラブ」になったが、だからこそずっと悔しく感じていることがあると言う。それは彼が加入してから一度も『タイトル』を掴めていないこと。唯一、ファイナルの舞台に立った16年のルヴァンカップ決勝も自身はゴールこそ決めたものの、あと一歩が届かなかった。
「僕がガンバへの移籍を決めたのは、毎年のようにタイトルを争い、タイトルを獲得するクラブに身を置いて高みを目指したいと考えたからでした。ですが過去4年、僕たちは一度もタイトルを獲得できていません。その事実は、このクラブにとって決して納得できるものではないはずです。僕はガンバを、大阪の街を、チームメイト、スタッフ、会社で働く人、ユニフォームを洗濯してくれる人、クラブハウスを掃除してくださる人、ファン、サポーターなどガンバに関わる全ての人たちを、愛しています。と同時に、彼らが必要としてくれたことで、僕はガンバで5年目のシーズンを迎えられています。プロの世界では決して当たり前ではないそのことへの恩を形にするために、僕にはガンバを『勝つ集団』にする責任があります。タイトルをもたらしてからじゃないとこのクラブを離れるわけにはいかないとも思っています。それを今シーズンこそ実現したいと思っています」
 そのために、ただ、ひたむきにゴールを目指す。スタンドに、ガンバに関わるすべての人たちに、『笑顔』の花を咲かせるために。


Interview and text by Misa Takamura

Back Number
MF15 井手口陽介
https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/11137/

FW33 宇佐美貴史
https://www.gamba-osaka.net/news/index/c/0/no/10889/

MF14 福田湧矢
https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/11086/