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2025.2.14[チーム]

PICKUP PLAYER GK22 一森純『全員で一致団結して立ち向かい、勝ちましょう!』

 ガンバの2025シーズンは『大阪ダービー』で幕を開けます。初っ端から、満員のパナソニックスタジアム吹田で戦えることをすごく心強く感じています。
個人的には昨年、ホームで勝利した『大阪ダービー』以上に、アウェイで完敗を喫した悔しさが印象に残っていて、あの時のサポーターの皆さんの表情も忘れていません。もちろん、試合後のロッカールームでの時間を、チームメイトとめちゃめちゃ悔しい思いで過ごしたことも、です。
あの屈辱を晴らすチャンスがようやく巡ってきたという意味で、今はすごくワクワクしていますし、一方で『大阪ダービー』の難しさを知っているからこそ、難しい試合になることも覚悟しています。だからこそ、ファン・サポーターの皆さんをはじめ、ガンバに関わるすべての人たちの力をお借りしたいです。全員で、一致団結して立ち向かい、勝ちましょう!

 始動日から開幕を迎えるまでの1ヶ月強の時間、僕たちは今の自分たちの最大値を試合で表現するための準備を続けてきました。その過程において昨シーズン、チームの先頭に立ってくれた貴史(宇佐美)やシン(中谷進之介)、アラーノ(ファン)だけではなく、圭介(黒川)、徳真(鈴木)、陸(半田)ら中堅の選手たちが「自分たちがこのチームを変えていくんや」という強い決意でチームを盛り立ててくれていることにすごく心強さも感じています。そうした彼らの意識の変化はチームへの刺激にも変わり、チームの基準を上げることにもつながっています。
 また、チームとしては、昨年の序盤戦で徹底できていたハイライン、ハイプレスへの意識が薄れ始めた時期に、勝点を失っていったという反省から、もう一度そこに立ち返り、しっかりと相手陣地で押し込んで攻撃に繋げていくためのトライも続けてきました。『開幕戦』の難しさを考えれば、それらを全てスムーズに出せるとは限りませんが、試合を重ねていきながら、そうした自分たちの狙い、強みを勝点に繋げていくシーズンにしたいと思っています。

 今日の相手、セレッソ大阪は昨シーズンとは監督も、メンバーも大きく入れ替わっています。正直、どんなサッカーをするのか、見えない部分も多いです。だからこそ、立ち上がりの15分間は集中して入らなくちゃいけないし、選手同士の考えや目線を揃えて戦わなければいけないと思っています。また、ダニ(ポヤトス監督)のサッカーも3年目に入り、確実に戦い方の引き出しは増えているからこそ、それをチーム、個人がいつ、どのタイミングで出すのか、という判断も大事にしながら戦いたいです。応援よろしくお願いします。