ポヤトス監督「まず、こういった大会の試合というのはこういった展開になるなということは想定内でした。その中でも、自分たちがしっかりといい試合の入り方が出来たと思いますし、もちろんきれいなサッカーっていうのはなかったかもしれないですけど、自分たちが予想していた範囲内のいい入りができて、いい内容で展開を進めることができたんじゃないかなと思っています。高知さんが縦に速いサッカーをしてくる中で、試合のリズムをしっかり自分たちが扱えていたんじゃないかなと思いました。後半は、しっかりとコントロールしてゲームを進めていたところ失点をしてしまって、少し相手に流れを最後、持っていかれるような展開だったんですけど、しっかり自分たちが我慢して勝てた試合だったんじゃないかなと思っています。こういった試合は他会場の試合を見てもJ3のチームに勝つっていうのは難しい試合の中でしっかり勝ったことは一つ良かったんじゃないかなと思っています。」

Q「今日は先発のフィールドで、リーグ戦から5選手を起用しましたが完全にターンオーバーでなく主力を残して挑まれた意図を教えてください。」
ポヤトス監督「この先の日程を考えるとオフがあるので、自分たちはこの目の前の大事な試合を勝つっていうことだけ考えてメンバー構成をしましたし、あとは高知さんのスタイルを考え、自分たちが絶対苦しむ展開になるということも分かっていたので、そのたりも考慮しながら、自分たちの今日のメンバー構成を選びましたし、その中でしっかりと勝ち切ることができたというのは良かったと思います。」

Q「去年のルヴァンカップでは琉球に敗れていますが、今日の試合でその試合から生きた教訓があれば教えてください。」
ポヤトス監督「試合内容について聞かれたいんであれば、なかなか答えることが難しいかなと思っています。何故かというと去年の琉球戦からかなり時間が空いてますし、過去すぎる試合かなと思っています。自分たちのメンバーも変わっていますし、相手が今日は高知さん、そして、去年の相手は琉球さんということで、相手も違いますし、ただ唯一言えることでいうとメンタリティがしっかり高く戦えたということは良かったんじゃないかなと思いますが、プレーの内容というところで言うと、比較対象にならない試合かなと思っています。」

Q「高知が新しいJリーグのチームであり、この土地に初めて出来たJリーグのチームですが、サポーターも含めて戦ってみて感じた印象を教えてください。」
ポヤトス監督「本当に素晴らしいチームだなという印象を受けました。後、Jリーグに加入されるということはこの県に関してもそうですし、高知ユナイテッドSCさんのチームにとっても、両方にとって本当に素晴らしいことだったんじゃないかなと思っています。高知さんは、はっきりとした戦い方があるチームですし、もちろん、とある試合では勝てる時もあれば、とある試合ではうまくいかない時という試合もあるかなと思いますが、こうやってはっきりとしたスタイルを持ちながら戦っていく、この考え方っていうのは本当に素晴らしいものなんじゃないかなと思っています。こうやって高知さんも含めてチームが日々成長しながら、日本のサッカーが成長していく姿を見られることは自分自身すごく嬉しく思います。」

Q「ポヤトス監督自身は今回3回目の対戦になると思いますが、絶対に負けられないという思いはあったのでしょうか？」
ポヤトス監督「モチベーションというか、こういう試合に対する意気込みは、相手に関係なく、全試合、自分自身同じモチベーションに戦っていますし、別に相手がどこであろうとという意味合いは自分の中ではないです。確かに2年前に天皇杯で高知さんに負けたというあの敗戦は非常に自分自身辛く、痛い敗戦になったと思っていますし、本当にクラブに申し訳ない試合をしてしまったなという気持ちが今でもあります。ただ、常に相手は関係なく、ガンバが一番自分自身は大事なチームだと思っていますし、この大きなクラブが数年ずっと苦しんでいる状況にいて、そして今、自分たちが成功をつかもうと道のりを歩んでいる最中ですし、そこをしっかり築き上げながら、しっかりとガンバがいるべき場所に戻れるように自分たちの道のりを歩んでいければなと思っています。」