ポヤトス監督「まずは、ファン・サポーターの皆さまにおめでとうございますとお伝えさせていただきたいと思っています。この雨の足元が悪い中、このような最大限のサポートをしていただいたことにすごくうれしく思っていますし、感謝しています。今日の試合はこういった試合になるだろうと思っていました。前半、神戸のデュエルでの激しい攻防もありましたし、前半はやはり強い気持ちが選手のところでなかったのかなと。ちょっと食われ気味だったと思っていますし、ボールを早く失う形になりました。後半、パトリッキ選手らが入ってきましたが、均衡した試合になりましたし、私たちもチャンスを作ってゴールも取れました。PKは残念でしたけれども、非常に素晴らしい試合だったと思っています。」

Q「後半、宇佐美選手を変えてジェバリ選手を投入されました。宇佐美選手を下げるというのは相当、決断が必要だと思うのですが、ジェバリ選手を入れて前でもう少し時間作って自分たちの攻撃を作りたいというような狙いがあったのでしょうか。」
ポヤトス監督「この中には色々な意味がありました。（鈴木）徳真、（宇佐美）貴史、ダワンのところは今後は鹿島、町田もあり、行ったり来たりの試合になりがちでしたし、ファウルのところも遅れていたところもあり、カードをもらう危険性があったので、そのような部分もケアしました。ジェバリはしっかりと前で時間を作ってくれると思っていました。センタリングから合わせるなどしっかりと、そのような部分もやってくれており、チームを助けてくれたと思います。」

Q「今回勝利して、他チームとの兼ね合いで首位の町田まで勝点2差まで迫りました。ポヤトス監督はガンバは優勝を常に目指すチームでなければいけないとおっしゃっていますが、今の順位とリーグ戦の前半戦を終えた総括をお願いします。」
ポヤトス監督「そうですね。今年優勝というよりはやはり、僕自身が昨年から言ってるのは上位争いを常にできるチームを目指し、毎年それをできるチームに作り上げたいと思っています。やはりタイトルを取るというのはすごく難しいことですし、相手のチームもこれからさらにそこを目指してやってきます。ですので、私は本当に、一試合一試合、目の前の試合、鹿島だけをしっかりと考えていきたいと思っています。残りの最後の5試合でチームの状況も含め、そのようなことを考えていきたいと思っています。前半を素晴らしい形で終えたのかなと思っているんですけれども、それというのは自分自身が言うことではなく、皆さまが評価していただければと思っていますし、前半のいいプレー、いい戦い、いいディフェンスをしっかりと選手たちが発揮してくれました。ですので、その評価というのは皆さまがしていただければと思います。」

Q「ウェルトン選手はなかなかゴールが入らないことが続いてましたけど、今日重要なところで決めて、チームの勝利に貢献したと思います。彼の今日のゴールについてと、今のチームの中での存在感というところを改めて教えていただけますか？」
ポヤトス監督「そうですね、やはり彼は今日のゴールで自信がついたと思っていますし、前線の選手というのはゴールが重要で、そこで自信を持っていくのかなと思っています。本当に日々、素晴らしい姿勢でしてくれていますし、同時に押し込まれた時にアタックのところでチームを前進させてくれるパワーがあり、彼には素晴らしいものがあると思います。しかし、自分自身はもっと要求したいと思いますし、彼はもっと出来ると思っています。（宇佐美）貴史、ジェバリも含めて、これからもっともっとやってくれると自分自身は思っています。」