松波監督「（札幌は）完成度の高いチームで攻撃的なチームでもありますし、しっかり守備をした中で攻撃に出るというところは狙いを持った試合展開だったと思います。いい時間に得点もできましたし、最後押し込まれる時間が長かったですけども、みんな我慢強く戦ってくれたと思います。」

Q「試合の入り自体はちょっと押されるような展開になったと思いますが前半の20分過ぎぐらいからガンバのペースになったかなと思いますが、どのように修正されたのでしょうか。」
松波監督「そうですね、ダイナミックにボールが入ってくるのは試合前から全体には伝えていましたし、そこをしっかりと我慢できれば、札幌さんも久しぶりの公式戦というところで、入りが非常によかった中で、そういう展開というのは今まで連戦した中でもあったので、そこは冷静に選手も対応してくれましたし、ボールのところにプレスも緩めず行ってくれたなと思います。」

Q「前半の途中ぐらいからウェリントン シウバ選手がボールをかっさらったシーンもそうですが、前線のプレスを強くしたのかなという感じもしたのですが。」
松波監督「そうですね、少し下がりすぎていたところがあったので、もう少し前からプレスに行っても、という話はした中で、選手たちがしっかり理解してやってくれたなと思います。」

Q「2連勝で13位に浮上しましたが、連戦はまだ続きますが勢いに乗っていけるのかなと思いますが、松波監督の中で手応えを感じているところはありますか。」
松波監督「そうですね、試合の流れだったりコントロールというところはこれだけ試合を重ねていく中では、選手を含めて対応力が非常に良くなったかなと思います。ただ、我々が目指すスタイルであったりというところはまだまだ出しきれていないですけども、それは勝点3をしっかり取っていく中で修正できればなと思いますし、これで満足してはいけないと思いますし、さらにいいゲーム、勝点を取れるように準備したいなと思います。」

Q「今日J1通算100試合出場、そしてゴールを決めた矢島選手の評価をお願いします。」
松波監督「そうですね、シャドーをやる時間というかポジションに変えてからそこはしっかりと得点に入っていこうという話をしていましたし、逆サイドからクロスに入っていくというところはずっと言っていますので、そういうところをしっかりと、両サイド、ウェリントンが、シャドーがえぐってシャドーが点を取れるというところは非常にいい形だったと思いますし、やっぱりサッカーIQというか、よく知っている選手なので、その得点という結果がね、少し少ない選手なのでそこはもっともっと要求したいと思います。」

Q「先制できたことが大きかったと思いますが、その辺りはいかがでしょうか。」
松波監督「そうですね、攻め込まれる時間が最初からあって、その中でウェリントンがワンチャンスというか、そういうチャンスをしっかり見逃さずに侵入して行ったというところが、本当に体のキレも良くなってきたし、まだまだコンディションを上げればもっともっといいプレーができるとは思いますので、先に点を取れたことは非常に今日の勝因としては大きかったなと思います。」