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明治安田生命J1リーグ 第3節
2021.7.27(火) 19:00キックオフ
2021.7.27(火) 19:00キックオフ
vs.大分トリニータ
パナソニック スタジアム 吹田
試合終了

2
-
1

0
前半
0
2
後半
1
84 ' レアンドロ ペレイラ
90+4 ' 宇佐美貴史
60 ' エンリケ トレヴィザン
試合後監督コメント
松波監督「ホーム3戦目でなかなか勝利ができなかった中で、順位も近い大分さん相手ということで選手たちも非常に気持ちも入っていましたし、前半、何度か相手のやり方のところで、ミスマッチが起きて、想定の中ではあったんですけども、前回の鹿島戦でなかなかボールに行けなかったというところを全体で少し話をして、怖がらずにというか強気でプレッシャーをかけにいくこととポジショニングというところを確認しながらやった中で、当然ミスマッチは先ほど言いましたがありましたけど、なんとか前半は無失点で抑えられたというところ。まあセットプレーはやっぱり、ここ数試合やられている部分なので少し修正しないといけないのかもしれませんが、後半押し込める時間帯が必ず来るであろうというところでは少し前線に人数をかけて押し切れるというところはあったので、ただ、それを選手がしっかりと自分たちの役割としてやってくれたと思いますし、最後まで勝つ執着心を出してくれたんじゃないかなと思います。」
Q「宇佐美選手と倉田選手、矢島選手を投入した後4バックに変更して彼らが流動的に動くことでいい流れを作ったと思いますが、彼らに指示したのはどういうことだったのでしょうか。」
松波監督「最初入れた時は、まだ後ろは3枚であったので、シャドーのところとボランチのところでしっかりとボールを動かすというところですね。中盤とDFラインの間というか、そのポジショニングをしっかりと持って最後フィニッシュのところはペナルティエリアに入っていくというところと、倉田に対しては少しボールをしっかりと動かしてテンポをあげてくれというところを指示しました。」
Q「宇佐美選手がスーパーゴールを決めましたが彼の今日の評価をお願いします。」
松波監督「そうですね、入って非常に活動量もありましたし、そういうゴールの意欲もなかなか結果が出ない中でトレーニングから本当に取り組みもこういうコンディションの中でもやっていましたし、最後は彼の技術の高さを見せてくれたんじゃないかなという風に思っています。」
Q「宇佐美選手がACLからなかなか決定機を決めきれず、苦しんでいた姿を近くで見ていらっしゃったと思いますが、送り出すときに声をかけられたことがあったのか、そういうエースの戦いを監督はどのように見ていたのでしょうか。」
松波監督「指示を出したのは、しっかりと中盤のところでボールを受けて、ゴールに向かっていけという話と、逆サイドのクロスのところは入っていけという話は、点を取りたいなら入っていけという話はしたと思います。本人は覚えていないかもしれないですけど。まあACLからチャンスは作ってはいましたけど、なかなか点も取れないという状況で。ただ、運動量とか数字を見てもすごく上がってきていたし、コンディションは良かったと思うので、そういう中でそんなにこう、自分の中に入っているなという感じはなかったんですけどもやっぱりチームの中で点が取れていないということは本人は当然、気にはしていたと思うので。ただそういう中でもシュートトレーニングもしっかりと取り組んでいましたし、昨日はちょっとコンディションのところもあったので、明日のためにと思って止めさせはしましたけども、意欲的には取り組んできたのであとは結果が出るだけだなと思っていましたし、ただ、ホーム3連戦の最後のこういう場面で取れるというのはまだまだ彼の存在というのは、改めて証明できたのではないかなという風には思います。」
Q「苦しい試合が続いていて、こういう中で勝利が一番の起爆剤になるとおそらく感じられたと思います。ホームで逆転勝ちは今季初めてですし、ここから、という勝利になったと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。」
松波監督「そうですね。順位も近いですし、試合数は少ないとはいえ、ここでやっぱり積み重ねていかないと、シーズンの中盤から終盤にかけて、今日でちょうど折り返しになると思いますけど、そういうのを引きずらないためには今日の勝利はマストだったと思うので、逆転できたのは選手たちが本当にこういう過密日程の中で、本当に努力してコンディションを整えて、こちらの指摘も受け入れて、なにくそ、という思いはあったと思うんですけど、やっぱり勝つためには必要なことだという話もしていますし、それにしっかりと応えてくれたし、小野瀬も今日は左サイドで普段やらないところで奮闘していたと思いますし、本当に出た選手も非常に気持ちが入ったなというのと、本当に全員がサブも含めてスタッフもこういう日程の中でサポートしてもらっていましたし、テクニカル、あとはメディカル、マネージャー、強化も含めて皆で勝ちとった勝利ではなかったかなと思います。ただ、まだ1勝しただけなので続けてやっぱり強い姿を見せていかないといけないと思います。」
Q「今ちょっと話にも出ましたが、小野瀬選手の左サイドでの起用の意図について教えてください。」
松波監督「普段は右なんですけど、左でこうインサイドに、右利きなので少しワイドからインサイドに入ってクロスだとかちょっと違うニュアンスのプレーができるというところで起用しました。もうひとつのところはSBにやっぱり怪我人が出ているというところで、黒川も連戦ということもありましたので、そういう意味合いも両方ありました。」
Q「実際に1試合起用されて、小野瀬選手の左サイドはどうでしたか。」
松波監督「やっぱり推進力がありますし、守備のところもパワー、前に行くスピードだったり下がるスピードだったりは右も左もできますので、あとは左でクロスというのはなかなかなかったですけど、しっかりインサイドに入って最後のところも中盤も最後まで運動量が落ちなかったというのは小野瀬に関しては非常に出場時間も多いですし、その辺のタフなところも見せてくれたんじゃないかなという風に思っています。」