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2019.4.29[チーム]

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[ 連載 ]WE ARE GAMBA OSAKA(全20回予定)VOL6 スタジアムDJ 仙石幸一

一つ後のニュース

ガンバファンに耳馴染みのある、スタジアムに重く響き渡る、力強い『声』。その主は、スタジアムDJの仙石幸一だ。01年にガンバのホームスタジアムでG-VISIONの仕事をするようになり、その3年後には試合を『声』で盛り上げる、スタジアムDJになった。

「90年のワールドカップ・イタリア大会をきっかけに『サッカー』の虜になり、仕事の空き時間にいつもサッカーの話をしていたら、偶然、ガンバの映像関係の仕事をしている方と音楽の仕事で一緒になり『実はこんな仕事があるけど…』と繋いでくれました」
以来、ガンバのホームゲームに穴を開けたことは一度もない。声帯が潰れたり、ポリープができることもなく、仙石の喉はいつも絶好調だ。
「風邪をひいて鼻声だったり、熱が出たまま…ってことはありましたけど、多少の調子の悪さは、声を出せばどうとでもなるんです。それよりも僕が恐れているのは、予期せぬタイミングでゴールが入り、急に声を出さなきゃいけなくなったとき。記憶に新しいところでは去年のJ1リーグ21節のFC東京戦ですね。アディショナルタイムもあと数秒で終わるって時に、アデミウソン選手が決めて慌てて『ゴ~~ル!』と一気にすごい声量を出したら、マジで酸欠になり、目の前が真っ白になった。最後は『ここで倒れるわけにはいかない!』と根性で声を絞り出していました(笑)」

忘れられないのが、06年のAFCチャンピオンズリーグ、ダナンFC戦だ。万博記念競技場で戦ったこの一戦のスコアはなんと15-0。遠藤保仁のゴールを皮切りに前半だけで6得点、後半にはそれを上回る9得点を量産した。
「ガンバの攻撃サッカーが世に定着し始めた時代で、ゴールが生まれる試合は確かに多かったのですが、さすがに15得点はビビリました。もちろんサッカーの醍醐味はゴールなので、昔も今もたくさんゴールが生まれるのは嬉しいけど、前半を終えた時点で『これはやばいぞ』と(笑)。結果、最後まで息つく間もなく繰り返し『ゴ~~ル!』って叫び続けました」

一方、DJになって初めて『安堵感』を味わったのは13年のJ2リーグ優勝だ。クラブ史上初めてホームで優勝を決めたこと以上に、1年でのJ1復帰に胸をなでおろした。
「試合が終わった瞬間は『よっしゃ!』っていうより『あ~良かった~』って安堵の気持ちの方が大きくて。力が抜けていくような感覚は初めて味わうものでした」

ガンバの歴史に寄り添いながら、声で支え、声でエールを送り続けてきた19年。気がつけば仙石にとってのガンバは、当たり前のように人生に溶け込む『生活』になった。部屋に溢れるたくさんの青い服がそれを物語る。
「いつからかガンバのエンブレムが付いていなくても、青い服を見ただけで体が勝手に反応して、つい買ってしまうようになりました(笑)」

目下の夢はパナソニックスタジアム吹田で優勝の瞬間を迎えたときに『声』を響かせること。そして「15点は多すぎるけど…(笑)」とした上で『理想のガンバ』を言葉に変えた。
「関西人気質としてやっぱり僕は『打ち合い上等』のガンバが見たいです。『そっちが決めるなら、俺らだって取り返したる!』的な。もちろん現代サッカーなので、そこを積み上げていく作業に緻密さは必要ですが、ガンバサポーターはもちろん、敵チームのサポーターまでもが『ガンバとの対戦だけは見逃されへん』って思うくらい、エンタメ性に富んだ、規格外のチームであってほしいなって思います」

そんな面白い試合を盛り上げるために、声を張り上げる準備はできている。


次回掲載予定日:2019/5/13
Interview and text by Misa Takamura

Back Number
VOL5 MF高宇洋
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VOL3 マネージャー 橋本篤
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