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2019.3.25[チーム]

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[ 連載 ]WE ARE GAMBA OSAKA(全20回予定)VOL3 マネージャー 橋本篤

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ガンバ大阪のマネージャーになって今年で20年を数える。Jクラブを見渡しても、1クラブでこれだけ長くマネージャーを続けているのは極めて稀なこと。そこには仕事へのプライドとガンバへの愛着が見え隠れする。

「Jクラブのマネージャーの中には何年かキャリアを積んだ後、社内での仕事に就く人も多いし、転職する人もいます。それも否定しません。また最近は『マネージャーをやりたい!』という人も増えてきて、後輩に道を譲ることも必要かなって考えることもあります。でも僕自身は、クラブが必要としてくれる限り、ずっとガンバのマネージャーでいたい。Jクラブでの仕事を模索している時に、経験値のなかった僕を拾ってもらったことへの感謝もあるし、『ガンバのマネージャー=橋本』と言われるくらい、キャリアとしても仕事の中身としても認めてもらえる存在になりたいから」

日々のトレーニングではクラブハウスに来た瞬間から、ずっと動きっぱなしだ。後輩マネージャーと連携しながらできる限りチームがスムーズに動くように、各所に目を配らせ、先に、先にと行動する。試合が終わった翌日に、次の試合の準備を8割方済ませてから、その週のトレーニングに向かうのも、橋本ならではのやり方だ。
「極端な話、次の試合までに準備が終わっていれば問題ないので、僕のやり方が全てだとは思っていません。ただ、チームって生き物ですからね。何が起きるかわからない毎日の中で、早めにできる仕事は早めに終わらせておけば、もし試合直前に選手からイレギュラーなことを頼まれても対応できるな、と。そんな話をすると、大変な仕事だね、と言われるんですけど、僕にとってクラブハウスは『家』のようなものだし、マネージャー業は生活の一部になっているので、大変だと思ったことはありません。ここで過ごす時間がどれだけ長くなっても、頼まれごとが増えても全く苦にならない。そう考えても天職なのかなって思います」

そう話す橋本はこの20年、90分を通してガンバの試合を観たことが一度もない。前半はハーフタイムの、後半は試合後の準備に追われているからだ。それでも、仕事の合間を縫ってロッカーとピッチを往復し、トータル30分くらいは試合を観ているそうだが、タイミングよく歓喜の瞬間を目にすることは、ほぼない。だが、それもマネージャーに課せられた『勝つための』重要な役割だと考えればこそ本望だと笑う。
「いつも試合前の準備でユニフォームを畳む時に1枚ずつ『勝ってくれ』と念を込めてあるので、あとは選手に託します」

目標は『日本一のマネージャー』だ。かつてはこの『日本一』を日本代表で仕事をすることだと考えていたが、今は違う。05年にJリーグ優勝を初めて体感した時に『クラブでタイトルを取れば、自分も日本一のマネージャーだと胸を張れる』と実感したからだ。以来、ユニフォームに10個、星の数を増やすことを目標に仕事にあたり、気がつけばその数は9つになった。あと1つ。だがそれをクリアしても、次なる目標はある。
「日本で一番多くの星を刻んだチームになる」

そのために、今日も愛する『我が家』の隅々に目を行き届かせながら仕事にあたる。選手からの「あっちゃんに頼めば何とかなる!」という信頼を心の勲章にしながら。


Interview and text by Misa Takamura
次回掲載予定日:2019/4/8

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